こだわりの性能

SW(スーパーウォール)工法を採用しています

スーパーウォールは、高性能なスーパーウォールパネルと高断熱サッシ、計画換気システムが生み出す、高気密・高断熱・高耐震構造の住宅です。

「健康」「快適」「安心」「安全」を追求し、暮らしの質を最高水準にまで高め、理想的な住環境を実現します。

木造軸組工法をベースに、高性能「SWパネル」と呼ばれれる壁材を張り巡らせ、すっぽりと包み込みます。スーパーウォールで包まれたお家はまるでタフな魔法瓶。耐震強度を最高レベルにし、温湿度、換気、遮音など、住宅性能のあらゆる面で快適な住まいを実現します。

〇スーパーウォールの特長

地震に強い家で家族を守る

〇建物全体で地震の揺れを受け止める

スーパーウォール工法のモノコック構造は、壁、床、天井で構成された6面で地震に揺れを受け止めるため、地震力に対して変形しにくく、建物の倒壊や損傷を最小限に抑えられます。

また、建物を支えるスーパーウォールパネルは最大壁倍率4.3倍と高い強度を誇ります。

壁倍率が1.53倍の一般的な木造軸組と比較して、スーパーウォール工法は同じ強さの地震力がかかっても変形しにくいことが明らかになっています。

さらにスーパーウォール工法では、大規模地震でも損傷リスクの少ない耐震等級3の設計を推奨しています。

根拠に基づいた性能 性能の良さを発揮するには『気密』がカギ 

〇断熱性・気密性が高く室内の温度差が少ない

スーパーウォール工法では、断熱材を使った壁パネルを組み合わせるため、断熱性や気密性を高めやすいというメリットもあります。

家全体が断熱材にすっぽりと包まれるため部屋ごとの温度差が少なく、省エネやヒートショック防止にも効果的です。

また、スーパーウォール工法は家の隙間を表すC値=1.0が基準と、一般的な木造戸建て住宅のC値=5.0と比較しても高気密な家になります。

隙間が少ない高気密な家は、冷暖房や換気効率もアップし、快適な室内環境を保つことにつながります。

欧米では数値性能の基準を守ることが義務化されています。
しかし、日本は努力義務でまだまだ、本来あるべき最低限のレベルでしか推奨されていません。現段階での日本の省エネ基準は国際的には低い基準です。

しかし、「高気密高断熱」の住宅となると品質は高くなります。

「高気密高断熱」を計る数値があります。

高断熱の住宅を示す「UA値」。高気密を示す「C値」。桜井工務店では、全棟長期優良住宅取得、BELS取得、気密測定を実施しており、根拠に基づいた性能をお客様にお約束します。

UA値

UA値は、「外皮平均熱貫流率」を表します。

住宅の内部から床、外壁、屋根を通過して外部へ逃げてしまう熱量を指した値です。

数値が低いほど性能の高い家です。

高いと冬は住宅の建材が外に熱を逃がしやすく、夏は逆に外気の熱を取り込んでしまいます。
低いと、冷暖房の効率が良くなり、年中、快適な住まいとなります。

C値

C値は、「相当隙間面積」を表します。

1㎡に何㎠の隙間があるかを示した数値です。

数値が小さいほど気密性の高い家です。


C値はこんなに大切!

住宅に隙間があると、その隙間を通じて空気が出入りすることで熱が室内外へ移動します。

この空気の移動を少なくするために、隙間を減らすことが気密対策です。


住宅の性能を知るためにUA値等の断熱性能は計算で示すことができますが、気密は建築中に気密測定をおこなわなければ確認できません。

桜井工務店では、各棟毎に気密測定を実施しております。


一般住宅ではC値=5.0以下(はがき4.6枚分)でも高気密と言われています。

弊社が採用しているSW(スーパーウォール)工法はC値=1.0以下(はがき0.9枚分)。

そして弊社ではSW工法 C値=0.3以下としています。



〇遮音性が高く静かに暮らせる

スーパーウォール工法の家は高気密仕様による遮音性の高さもメリットです。スーパーウォール工法の家で実施された音の伝わり方の計測実験では、屋外からの騒音や室内からの音漏れが1/8程度に軽減される感覚が得られると実証されています。

〇気密性が高くカビ・ダニ対策しやすい

気密性の高いスーパーウォール工法の家は、計画的な換気ができるためカビ・ダニの繁殖を抑えられます。また、屋外からの花粉やPM2.5(微小粒子状物質)、ホコリなどの侵入も大幅にカットでき、快適な空気環境がずっと続く家になります。

〇壁内結露のリスクが少ない

スーパーウォール工法は、建物構造の劣化や腐食の原因となる壁内結露のリスクが少ないというメリットもあります。

高気密高断熱住宅では、室内の湿気から発生した水蒸気を屋外に逃がすために、壁内の断熱材に透湿防水構造を作ることが重要になります。

透湿防水構造がないと、断熱材の中に結露が溜まり、水分で柱や土台などの構造部材を劣化させる原因になります。

スーパーウォール工法では、外壁と断熱材の間に通気層を作り、耐湿性の高い硬質ウレタンフォームを採用することで、壁内に結露が溜まるのを防ぎます。

さらに、断熱材には「35年間無結露保証」という独自の保証制度があります。断熱材内部の結露による劣化は瑕疵保証の対象外のため、長期保証によって大きな安心が得られます。